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自分が体験したこと、自分の頭で考えたことを書きます

うつ病と間違えやすい精神疾患を理解する

うつ病はどんなに優秀で強い人でも過度のストレスに晒されることによって
かかってします病気です。
適度なストレスは心身の安定に必要ですが、人間の脳は過剰なストレスに恒常的に
さらされ、そこから逃げ場がない追いつめられた状況下では正常に機能しなくなる
のです。現在の精神医学では心の安定を司るセロトニンという神経伝達物質
不足することで精神の不安定を来たし、うつ病の症状が出ると理解されています。
脳の機能に異常が起こることで身体にも頭痛や不眠症などの症状が発生します。
人間の心とは脳の働きとして起こる機能であり、心の問題と体の問題は
切り離して考えることはできません。
だから私は状況が悪化する前に自覚して対処するために知識をつけることは
大切だと考えています。


しかし、うつ状態であるからと言ってうつ病とも断定しづらいのが
問診やセルフチェックに依存して診断を行う事の難点でもあります。
以下にうつ病と間違えやすい精神疾患をいくつか紹介します。
どれも似たような内容であり判別が難しいことが分かると思います。


適応障害


仕事・学業など日常におけるストレス要因に上手く適応できず本人のストレス処理能力を
逸脱してしまうことで様々な心身の症状が現れて社会生活に支障を来すもの。
不安、焦燥、抑うつなど情緒面の症状や不眠、頭痛、倦怠感など身体面の症状がある。
長く続くとうつ状態となり仕事などの対人関係で支障を来す。


社会不安障害


社交的な場面で否定的な評価を受けたり、人から注目を受ける行動に強い不安感を抱き、
手足の震えや喉の渇き、吐き気、動悸などの身体的な症状が現れる精神疾患。
通常は緊張するような状況でも徐々に適応していくことができるが、心身の不調が
軽減することはなく慢性化すると日常生活に支障を来すレベルになる。


パニック障害


満員電車などの閉鎖的で狭い空間、道路や公園などの広い場所で突然強い不安感を覚え、
動悸、息切れ、めまいなどのパニック発作が起こる。日常的に蓄積されるストレスが多い
環境にいると発症しやすく、本能的な危険を察知する脳の扁桃体が活動しすぎて、
必要もないのに戦闘体制に入ってしまうことが原因とも言われている。
患者は発作が起こった場合にその場から逃げられないと錯覚してしまい
そのような場所から遠ざかって家に引きこもりがちになる等「広場恐怖」という症状を煩う。


パーソナリティ障害


個人の先天的な気質や後天的な性格を合わせたパーソナリティが社会生活を平穏に
営む上で本人・周囲にとって強い苦痛だと感じ社会生活での対人関係に支障を
来してしまうほどの状態。継続的に強いストレスにさらされることでうつ病
併発することもある。


摂食障害


一般に拒食症や過食症と呼ばれる。
極端な食事制限や過度な量の食事摂取など、食事における異常が中心の精神疾患。
摂食における問題が身体のの健康問題につながっていく。


自分で調べてみて実に多くの疾患があることに驚いたのですが、
こうした病気をスティグマ(烙印)として正視することを避けるのではなく、
外的な要因によって誰もがなりうるものとしてきちんと理解する必要があると思います。