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自分が体験したこと、自分の頭で考えたことを書きます

あなたのFacebookがつまらない理由


先日、Facebookの実名登録について書いた。
急速な広がりを見せる中、何となく登録したけど面白さを実感しきれていない人が多い気がする。
先のブログでも身近な人々の間で起こるニュースのほうが遠い世界からのビッグニュースより興味がある事、
何気ない投稿でもその人との間にあるコンテキストが加味された面白さがある事、
その面白さを支えるのが実名登録というルールであるという意見を書いた。


実名のポジティブな効果がある一方で、リアルな人間関係が反映されるが故の窮屈さもまたある。
この窮屈さが「つまらない」と感じる一因なのだと思う。

実際、取引先や上司などとつながってしまうとなかなか自由に発言しようという気持ちになれない。
竹島問題で冷静で迅速な外交上での対応をするべきという意見を書きたいけど、
 超タカ派の上司に見られると気合いが足りないと罵られ営業ノルマを増やされるかもしれない」
「来月結婚するのにオリンピックの美女アスリートの写真なんかにイイネ!してると人望を無くすかもしれない」
もし、自分の投稿したことで後々自分が損するような事態になったら・・・。
そうやって考えていると、誰に見せても差し支えなさそうな淡白な内容ばかりが溢れることになる。
今日食べたランチ、ペットの写真、結婚式の集合写真
(そういえば葬式の写真はいまだかつて見たことがない)


顔と名前を晒すと結局何も言えなくなる我が身の浅はかさに愕然とする。
そして、もしもFacebookでつながった友人達も同様に二の足を踏んでいるとしたら。
自分のニュースフィードに流れてくるコンテンツが当たり障りのない、
見ても特にワクワクしない情報ばかりになってしまうのも頷けるだろう。
Facebookは友人が作る情報がコンテンツとしてニュースフィードに集約されて提供される仕組みになっている。
だから友人が世間体を気にしてつまらない投稿ばかりしていると、自分のニュースフィードは退屈なコンテンツばかりになる。
なんとも息苦しい印象を抱く人がいるのも無理はない。


この閉塞感を抜け出す秘訣は、少しの勇気とアルコールの力を借りて
思い切って以下のようなアホな出来事も投稿してみることではないだろうか。

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昨日、深夜2時ぐらいまで飲んで家に帰ると鍵を失くしたことに気づいた。
翌朝からまた会社で研修なのに家に入れないと着替えすらできない。
常識人なのでTシャツとハーフパンツ、素足に下駄では
とても出社できないことは理解している。
真夏の熱帯夜、焦りと不安も手伝い汗が頬をつたう。
一体どうすればよいのか。
家に入れぬまま周りをウロウロする。怪しすぎる。
気がつけば夜が白み始めてきた、もはや迷ってはいられない。
私は最寄りのドン・キホーテまで走った。
Yシャツとスラックス、靴下を購入してトイレで着替えた。
ただし所持金が足りず革靴は購入できなかったので下駄はそのまま履くことにした。
脱いだ服は自宅のベランダに放り投げ、クールビズに下駄というコーディネートで
かつてない羞恥心を乗り越えて無事に遅刻することなく出社した。
数日後、下駄で出勤していたアホがいると社内で話題になっていた。

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*コレは私の身に起こった実話です。



【参考記事】Facebookが「つまらない」と感じている方へ - 青木勇気
リアルな人間関係が反映されるがゆえの「軽度の監視」や閉じたコミュニティで同じような
情報がぐるぐる回るだけの窮屈感という指摘には私も共感できます。