hikozaru19

自分が体験したこと、自分の頭で考えたことを書きます

マインドマップを書く事の3つの効用


多くの人・書籍が語り尽くした感のあるマインドマップですが
私自身が見出している意義について、5W1Hの「WHY」と「WHAT」を
中心に、最後に「SO WHAT?」として効用を挙げておきます。


mindmap [RE]Design


なぜマインドマップを使うのか


誰でも望むことですが、するべき事を忘れないためです。
その時は覚えていても他のことをしているうちに忘れてしまい、
後になって思い出して後悔する。こういう事態になると自分の中での
時間配分も誤ってしまうことになり、気持ちがガクッと落ちてしまいます。
マインドマップを使うと頭の中にあることを予め全て書きだしておけるので
後で見返す資料になり、安心して忘れるということができます。
それ以外の理由ではロジカルシンキングの前段階としての思考の棚卸しです。
レポートや企画書、旅行のスケジューリングなど考慮することが多いと頭の中
だけで考えているだけでは袋小路にはまって気分がなえる時があります。
あえてMECEやロジックツリーなどは意識せずに脳みその働くがままにペンを
走らせてみせ、それによって自分の思考の全体像を把握するのです。


マインドマップを使うということ


私は「WHY」に挙げた要求を満たすためにマインドマップを使います。
実際に作る時の手段としてボールペンやたくさんの色のサインペンを
用いて手書きする方法、MindMapper等のデジタルツールを活用する方法の2つがあります。
個人的には手書きで描くことが多いです。
もちろんデジタルツールは共有や保存といった点で便利ですが、
時にはイラストを挿入する事ができる点、実際に手を使う動作が脳の
働きとリンクしている感覚が好きなので私は手書き派です。


マインドマップを使う効用


私が感じている、マインドマップを使うことの効用を3つ挙げておきます。


1.忘れても後で見返せるので大丈夫。

頭の中で無理に記憶として留めようとするプレッシャーを無くせます。
後で見返すことで思い出せるツールを用意することで脳のメモリー空間を
解放あげるのです。余計な事は脇において、現在取り組みたいことに
集中できます。

2.自分の思考の整理して全体像を把握できる。

思いつくままに書き出すことで自分が考えていることの全体像を把握できます。
さらにイラストなども自由に挿入できるので単なる文字情報ではなく、
右脳も刺激して語感に働きかけるようなものを作ることで、より記憶に
定着しやすいものを作ることができます。


3.論理思考だけでなく水平思考の助けにもなる。

マインドマップ上をズームイン/アウトを繰り返しながら見ているうちに
新しい見方や一見関係なさそうな項目を組み合わせてみたりと論理思考に
よる深堀りだけでは実現できない水平思考にも活用できます。
この点からも、手書きで描かれたマインドマップの紙を動かしながらペンで
サッと矢印を付け加えると言った事が簡単にできるので私はデジタルより
アナログな手法を支持しています。


ただし、マインドマップは貴方にとって最終成果物ではないです。
ビジネスシーンなどでアウトプットとして満足いくものにするには
2軸のマトリクスに整理したり、ロジックツリーで深堀した資料などを
キチンと作らないと他者との共有が難しいです。マインドマップを利用した
思考はその前段階の、より高い質を担保するための準備体操みたいなものです。


ご興味のある方は以下の解説書など一読されるか、セミナーなどに足を運んでみるのが
よいでしょう。ちなみに私は一回3万円のセミナーに出席しました。経験のある人に
教えてもらって実際にやってみるのが自分なりの活用方法を見出すためには有効だと
思ったからです。



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