hikozaru19

自分が体験したこと、自分の頭で考えたことを書きます

「武士道」実践に結びつかない知識は何も知らないのと同じ

日頃言いたい事は山ほどあるが、
なかなか全てを文章に表すことはできないものだ。
 
色々と言い訳をしたくなるが、頭の中で考えたことはきちんと外に出して
カタチにしないと自分の知恵にはならない。
知識そのものが目的になっているうちは何も知らないのと一緒だと思う。
 
昔の侍も、知恵や人徳に結びつかない知識は軽視したものだ。
そんな事が新渡戸稲造の「BUSHIDO」には書いてある。
英語で初めて読んだが、自分でも内省することを強く求められるような
力強いメッセージがこもった本だった。
 
もっとも、IBCパブリッシングの簡略版で読んだだけなので、原著もしっかり読破
したいと思う。明治の日本にこれほど洗練された英語を書く人物がいたのかと、
それを感じるだけでもものすごく刺激になる名著だと思う。
 
The samurai thought that knowledge really becomes knowledge only when it is made 
a part of the mind of the learner and shows in his character.

 

肝に銘じておきたい言葉だ。

 
 
Bushido:The Soul of Japan―武士道 (ラダーシリーズ) (洋販ラダーシリーズ)
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