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自分が体験したこと、自分の頭で考えたことを書きます

自分がどうやって鬱病になったのかを客観的に振りかえってみる

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もう2年近く前のことになる。2012年1月に鬱病と診断されました。

正確には「適応障害」という病名で、抑うつ状態を続く症状に悩まされることに

なりました。

 

一時は休職して、アルコールを避けたりレクサプロという抗鬱剤を服用していた事も

あったけれども現在は鬱状態から回復したので、客観的に自分が不調を来していった

プロセスを振り返ってみたいと思います。

 

2011年から2012年の間、東京でIT関係の仕事をしていたが、当時はかなり残業が長い

状況が続いていました。

定時後、ほぼ毎日4〜5時間の残業をしており、肉体的に高い負荷がかかっていました。

帰宅時間が午前0時を回るようなことは前から経験していたので、自分はそれくらいの

ペースでも何とかやっていけると、ついつい信じ込んでいました。

また、それくらい頑張っていないと自分は価値を出す事ができないと長時間労働が前提に

なっており、活躍するためにはそこから逃げてはならないとも考えていました。

 

しかし人間の肉体も物体だし、ストレスの影響は脳での反応を通じて身体にも悪影響を

及ぼしていきます。いま思えば体のサインを無視せず、もっと注意して対応するべき

だったのでしょう。

 

2012年の1月頃に朝起きても立って動くことがままならぬようになってしまいました。

起き上がろうと思っても力が入らない、気持ちでは義務や責任感は感じているのに

体のほうがついてきてくれないのです。

ベッドに這いつくばっているしかなく、情けなさがこみ上げてきます。

 

今日だってやる事はたくさんあるのに、休んだら後で大変だし関係者に迷惑を

かけてしまうのに。サボりたいわけじゃないのに、仕事に行かなくては。

焦りながらも体のほうは「今は動いてはならん」と言うかのように強ばったまま。

だんだんと自暴自棄になり、携帯電話の電源を切って私は寝込んでしまいました。

 

 

当時の精神状態も、冷静にふりかえるとおかしな所があったなと思います。

2011年の秋頃から、ふと気づくと「死にたい、死にたい」と思っていて、

なにか楽に逝ける方法はないもんかと思案して、我にかえりゾッとする事が

何度もありました。

疲れていて、気持ちがずっと塞がってました。自分の短所や上手くできないこと

ばかり気にしてしまい、憂鬱な方向へ何度もループしながら落ちていきました。

何事にも意欲的になれず、集中力が散漫として自宅で勉強していても内容が記憶

できませんでした。

 

身体的にも、夜なかなか眠る事ができず、疲れているのに布団の中に入っても

2時間以上目が冴えていることが続いていました。そのせいで昼間は注意力が

散漫になり、強い眠気に襲われました。

肩や首のあたりが重たくて凝り固まったような症状に悩まされ、整体に通ったり

しても改善は見られませんでした。

 

いま思えば、身体と精神の両面からすり減っていき、ストレス耐性が弱り脳内の

神経伝達物質であるセロトニンの働きが衰えていってしまったのでしょう。

 

 

栄養状態はどうだったでしょうか。

当時の食事の時間が不規則で、深夜の23時頃に夕食を食べることが多かった。

日によって食べたり、食べなかったりすることもあり、ほとんど外食や

コンビニ弁当などで済ませていたので栄養状態もかなり偏っていました。

炭水化物がほとんどで、肉や魚、野菜の摂取量が少なかったため、

脳内の神経伝達物質に必要なタンパク質やビタミン類が不足し、

いわば「脳の栄養不足」とでも言うような状態でした。

 

仕事に追われて昼食を食べることができない日もあったし、夜遅くに

食事をするせいで眠っている間も体のほうは消化器官が働いており十分に

休む事ができていませんでした。

冷静に振り返ると、慢性的な疲労に陥るのも無理はありませんね。

 

 

仕事のほうは、ありがたい事に新しいトレンドも踏まえつつ取り組むことが

多くて興味深いことばかりでした。すこし頑張りすぎるくらいがちょうど良いと

思っていたのですが、おかしな事を指示されることもあり(定時で帰ると文句を

言われたり)、つい脳の防衛本能が活発化してストレスホルモンの分泌が止まらず

に異常を来すことにつながっていたかもしれません。

 

例えば土日の仕事についてです。

私は必要ならば仕事のために時間を使いますが上司は自分がテニスの試合に出る

から代わりに訪問先へ行ってほしいという指示を出されることもありました。

自分でその日程にアポを入れておきながら。

 

色々とストレス要因が複合し、うまく対処できず抑うつ状態が強くなっていきました。

そして疲労がたまり、ミスばかり気にするようになって体のほうにも影響がでて、

ついに言う事を聞かずに動くことを拒まれたのではないか、と今は考えています。

 

その時はまだ鬱病について詳しくなかったので、何が起こったのか全く理解が

できていませんでした。少しずつ自分で調べてみることで、もしかしたらそうかも

しれないと思うようになり、引きこもり状態になってから4日ほどして

メンタルクリニックを訪問してみることにしたのでした。

 

 

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