hikozaru19

自分が体験したこと、自分の頭で考えたことを書きます

フィリピン留学体験記 Vol.3 〜レッスンで役立つ電子辞書〜


フィリピン留学体験記 Vol.1では私がどんな風に学習を進めていたのか書きました。
それに補足でレッスンの時に役立つ電子辞書について紹介しておきます。
最近はスマートフォンの辞書アプリもいくつか出ていますが、個人的にはSHARP製の
電子辞書 Brain(ブレーン)がとても気に入っています。

気に入っているポイントは以下の3つです。
1)片手に持って起動、検索が手軽にできること。
2)重量231gという軽さ、ポケットに入れて持ち歩けるコンパクトさ。
3)英和、和英、広辞苑の3つだけが搭載で使いたい辞書にすぐアクセスできる。


スマホの辞書は単語を入力して検索するまでに1)スマホの画面ロックを解除、2)アプリのアイコンをタップ、
3)辞書が起動と、実際に単語の意味を調べるまでに3ステップあって面倒くさいです。
折りたたみ式の辞書も持ち歩きに最近はかなり便利になりましたが、たいていの重量は300g以上でサイズも
ポケットよりは鞄の中に入れておきたくなるサイズ感で、取り出すのが億劫です。
あと搭載している辞書がやたらと多くて使いたい機能にたどり着くのも面倒です。


頻繁に使う辞書だからこそ、こうした手間が省けるBrain(ブレーン)は本当に便利です。
■実際に手に取ってみると片手に収まる大きさです。Blackberryではありません。


マンツーマンレッスンの時に傍らに置き片手でサクッと調べられるので時間のロスも少ないです。
オンラインレッスンの時にも役立っています。もう少しボタンが大きければさらに使いやすいのですが、
手の大きい男性には扱いづらいかもしれません。それでもオススメです!

■フィリピン語学留学体験記についてはコチラをどうぞ。
フィリピン留学体験記 Vol.1 〜お前は何をしていたんだ編〜
フィリピン留学体験記 Vol.2 〜常夏のセブ島ライフ回想録〜
フィリピン留学体験記 Vol.3 〜レッスンで役立つ電子辞書〜



■Amazonだとお買い得です。


■新機種は英英辞書も搭載。英単語を英語のまま理解したい方にはこちらのほうがより役立つでしょう。

フィリピン留学体験記 Vol.2 〜常夏のセブ島ライフ回想録〜


前回のエントリーでは私がラングリッチ・カレッジに滞在中、どのように学習に取り組んでいたのかを書きました。
今回はセブ島滞在中の暮らしぶりや印象に残ったこと等を書いていきます。フィリピン留学のイメージを
深めていただければ幸いです。ちなみに40歳を超えて留学されたたつやさんのブログでも留学生活の全体像が
分かりやすく紹介されています。こちらも一読されることをお勧めします。

1)フィリピン留学日記(前編)
2)フィリピン留学日記(後編)

日用品の買い出しはショッピングセンターで


セブには大きなショッピングセンターが幾つかあります。ラングリッチの近くにもJ-Centre Mall(徒歩10分)があります。
飲料水、ビール、マンゴーやパパイヤなどのフルーツ、お菓子、筆記用具やトイレットペーパー、シャンプー/リンスなど
生活用品がここで揃います。マンゴーも1個30円ぐらいです。よく自分で十字にカットして食べていました。
でも食べ過ぎるとアレルギーを起こすので注意が必要です。


映画館もあってハリウッド映画が放映されています。もちろん字幕なし。TOTAL RECALLを見たけど
特殊な用語が出てくるしネイティブの英語はモゴモゴしているしリスニングはかなり難しかったです。
J-Centre Mallより大きなショッピングモールがセブにはあと2つあります。印象的だったのは韓国メーカーの
人気の高さですね。SAMSUNGやLGの製品が目立ちやすくて広い場所に所狭しと並んでいました。
学校の先生達のケータイもほとんどがSAMSUNG製でした。自動車では日本勢が強いです。
特にトヨタ車が人気が高くて道路でもたくさん見かけました。(参考記事)


活気と混沌に満ちた街と人々


個人的な印象ですが先に挙げたショッピングモールは日本より活気に満ち、また混沌としてました。
買い物だけでなくボーリング場やカラオケ、ゲームセンターやフードコートも備わっており現地の人にとっては
レジャーランドの役割も果たしているのでしょう。"BumpCars"という車をぶつけて遊ぶゲームが人気です。


週末にはコスプレや格闘ゲーム大会などのイベント。日本よりも若い人が多いし、人々でごったがえしてます。
ニューハーフっぽい人に何度か声をかけられました。向こうから声をかけてくる人なんてろくなもんじゃないので
とにかく無視しました。エストロゲン注射で女性っぽくなった男子がたまにいます。浮かれていると、
トラップにはまってしまうかもしれません。フィリピンにはLGBTの人達に比較的寛容な文化があります。


富と貧困が混在する途上国の現実


ところでセブ島といえばリゾート地のイメージが強いですが、それはほんの一部のことで、ほとんどの人の
暮らしぶりは貧しいです。小学校の進学率は60%、子供も労働にかり出される現実がここにはあります。
ラングリッチの先生達は大学も出ているのでフィリピン社会でも上位10~20%ぐらいのランクに属する人達でしょう。
University of Philippines(日本でいう東大)出身の先生も何名かいましたよ。

小汚い建物が並び、犬が放し飼いでエラそうに道に寝転がっています。マジで怖い。

外は排気ガスや何だか分からない匂いが鼻をつきます。観光地に行けば物乞いにたかられます。
海賊版のDVDを売る露店があります。放映中の映画のDVDが既に売られてました...
綺麗なリゾートやショッピングモールの隣に汚い区画が隣接してまるでパッチワークのようです。


インフラも日本のクオリティがいかに神がかっているか実感させられます。シャワーはたまにお湯が出ないし、
水道水を飲めば腹をこわす、トイレに紙を流すと詰まるから使用済みのトイレットペーパーは専用のゴミ箱に
捨てなくてはいけません。道路はガタガタで埃っぽいし公共スペースを綺麗に保つという意識は皆無ですね。
あと耐震設計という概念もありません(笑)。
ハエや蟻が食べ物にたくさん寄ってきます。ハエは途中から気にならなくなりました。


「るるぶ」には無い一面。でも現実なんてそんなもんですよ。現実なんて...
まぁでも、こういうカオスっぷりが実に途上国らしくて嫌いじゃないです。


美しい海と自然


抜けるように青い空、透明な海。白い砂浜。熱帯のカラフルな魚たちと戯れヤシの木でできたロッジでくつろぐ。
ええ、経済力の差にものを言わせムカつく現実から解放されるビーチリゾートがセブにはあります。
私も週末を利用して遊びにいってみました。その名はマリバゴ・ブルー・ウォーター。
マクタン島のビーチリゾート地帯の一画にあるホテルです。宿泊のビーチ利用料はランチ付きで950ペソ
(約2000円)でした。PCのデスクトップ画像みたいな風景がそこにはあった。
シュノーケルを装備して泳いだ透明な海とカラフルな魚達、最高でした。


もっとも感動的だったのはジンベイザメと一緒に泳げたこと。
沖縄の美ら海水族館で出会ったあの巨大で神々しい生き物と並んで泳げるなんて想像もしませんでした。
神秘的で威厳に満ちた姿は人の小ささを教えてくれます。
水中カメラを持っていなかったことが悔やまれてなりません。
Whale Shark Adventure



以上つらつらとセブ滞在を回想してきました。
悪い所も良い所もひっくるめてセブのことは大好きです。また絶対行きます。
最後にフィリピンでも大人気のPSYの"GANGNAM STYLE"をどうぞ。



■フィリピン語学留学を活用した勉強法についてはコチラをどうぞ。
フィリピン留学体験記 Vol.1 〜お前は何をしていたんだ編〜
フィリピン留学体験記 Vol.2 〜常夏のセブ島ライフ回想録〜
フィリピン留学体験記 Vol.3 〜レッスンで役立つ電子辞書〜



■フィリピンのことがもっと知りたくなった方はコチラの書籍をどうぞ。


■フィリピン留学に興味が湧いた方はコチラの書籍もどうぞ。

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TOEIC受験数・平均スコアのデータと分析[2012年]

580点を突破すれば平均を超えられる。TOEIC公開データが語ること

久しぶりにTOEICを受験しようと決意したので公開データからどんな傾向が言えるか

分析 してみました。TOEICは言わずとしれた英語力を測るための世界共通のテスト

です。 グローバルの波に逆らえない昨今、TOEICの点数が悪いと管理職に出世

できない企業も多く もはや逃げること能わず、多くの人がスコアアップのために

必死で勉強しています。

 

実際TOEICテストの受験者はこの10年で109.2万人(2000年)から227万人(2011年)と、 2倍以上に人数が増加しています。(出典:TOEIC®テスト DATA&ANALYSIS

なお、この数字は公開テストとIPテスト( 団体特別受験制度)の受験者の合計です。  

 

平均スコアはどうでしょうか?

以下のグラフでは580点前後が平年並みと言った具合です(公開テスト受験者のみのデータ)。

つまり580点を突破できれば平均越えをまず実現できます。

ReadingがListeningよりスコアが低いのは問題量(特にPart7)が多く、試験に

特化した 解き方に慣れておらず時間が足りなくなってしまうからでしょう。  

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平均値に続いてスコア全体の分布は以下のグラフのようになっています。

平均スコアより上の595点以上の層が上位44.6%を占めています。

またCレベルと言われる 範囲に近い445点から695点以上の層が全体の57.6%を

占めています。 つまり、半分以上の人はCレベル(470〜730)の範囲に集まっていて

平均スコア580点より 少し高い600点を獲得できれば受験者全体の上位45%には

食い込めるという意味です。 TOEIC初心者はまずは600点突破が、適度な短期目標

としてちょうど良いのではないでしょうか。  

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TOEICは試験に特化した勉強が必要。特にReadingは慣れが大事

セクション別で見るとListeningのスコアのほうがReadingより高いです。

日本人はListeningが苦手 だと言われますが、グラフを見るとTOEICではReadingを

より苦手とする人が多いように見えます。

英語を使用する機会の多い海外部門でも同じ傾向が見てとれます。  

 

これは試験の性質によるものと思います。Listeningは集中して聴いて正解を選んで

いけばよいですが、 Readingは1問あたり45秒で解く必要があり、文章読解という

よりは設問から該当するパラグラフを 選び取っていくという情報処理みたいなもので

試験慣れしないと 時間配分を誤り思うようにスコアが伸びないのでしょう。

留学や海外経験がなくても上位10%に入るスコアを取れる

これは私の体験談ですが試験に特化した勉強をすれば飛躍的にスコアを伸ばすことが

可能です。 私が初めてTOEICを受けた時のスコアは640点でした。

その時は何も対策はしなかったので真剣に 勉強した上で再挑戦しようと思い、

3回分の模擬試験が入った書籍を2ヶ月間、中身を暗記するほど 繰り返し解きました。

その後のテスト結果は840点でした。

ListeningもiPodに入れて30回以上 聞き込みました。またシャドーイングという方法で

音読して英語の音を脳に定着させることを 意識して勉強しました。

Readingも上記のような方法で必要最低限の部分だけを読んで正解を選ぶノウハウを

定着させるように努めました。海外勤務の経験も皆無でしたが、上のグラフの海外部門

の平均よりも高いスコアでした。

このようにTOEICは試験に特化した勉強をすれば上位10%の成績に入ることは

充分可能です。 (10%と言うのは上記のスコア分布のグラフを参考にしています)

正しい学習をすれば、留学や海外勤務の経験がなくとも高いスコアを誰でも取れるのです。 

 

以上のことをまとめるとまずは600点突破で平均越えを目指す。そして2~3ヶ月間、

集中的に学習(1日2~3時間)する時間を確保して800点越えを実現して

上位10%入りを果たす。

このようなステップでスコアアップを目指してはどうでしょうか?     *データ出典:TOEICテスト|公式データ・資料より TOEIC®テスト DATA&ANALYSIS